自分が今は生きている生かされていることの有難さを本当に知ること、それが稽古だ。 自他の対立のギリギリ、命がけの闘争を出発点として、突きに、蹴りに憂き身をやつし、体力の限界を発し気力の全てを注ぎ、人の能力の限界をさぐる。計り知れないとか思えるような能力を開発する。でも矢張り限界があることを知る。 こと限界を超えるとはどうしたらよいか? 自我を突き破り、真我の存在を知ることだ。 宇宙と一体の自己、自他一体の心境。 理屈でなく、体で心で、それを知ることだ。 自我の一切を捨てきることだ。 無限のせいめいにを感得することだ。 相手を愛しきることだ。 それを体で心で知ること、それが稽古だ。 最高師範 江上茂 |