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稽古内容

力を抜くこと、徹底して弱くなること、仲良くすること、それでいて本当にきくこと等を求め続ける空手道

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 神聖な道場で気持ちよく稽古をするためにまずは清掃をします。また、掃除を通じて稽古に必要な身体づくりを行うことでもあります。

雑巾がけ一つにおいても、腰と股関節を柔らかく使えなければ難しいでしょう。この腰の動きは膝行につながっていきます。

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掃除

柔軟体操

 とにかくリラックスします。力まなず緩めていき、体の中から柔らかくする柔軟体操を目指します。

遊天会の稽古では柔軟で強靭な肉体を作るため、柔軟体操では様々な工夫をしています。ヨーガが呼吸法につながる真向法四形などを多く取り入れています。

稽古では柔軟にたっぷりと時間を割き、肩、腰まわりを柔らかくしていきます。

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正座

正座が空手道の基本中の基本です。正しい正座における力みのない上半身を、常に維持しながら動くことを目指します。

​上半身の力が抜け、腰がどっしりと落ち着いた状態で、立ち上がっても型や技が使えるように稽古をします。

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基本

 基本では、初歩の技として「追い突き、下段払い、上段揚げ受け、手刀受け、騎馬立ち、前蹴り、横蹴り」といったことを繰り返し稽古します。「第一の基本」は正座の正しい上半身の縦軸を常に維持して自由自在に動けること、「第二の基本」は気が通っていること、そして「第三の基本」は力を抜けるようになることです。

力の抜き方を知るために柔軟体操が重要な稽古になります。

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​型

 江上先生は型をとても大事にされていました。先生は空手の型の三大要素として「大きく、丸く、美しく」と言われました。この三つが表現できる「柔軟で強靭な肉体」を作るよう身体を練りなさいと言われました。また「空手の型には、それぞれの型にしか出てこない技がある。その技でしか対処できない事態もある。咄嗟の場合は無意識で技が使えるように、よく稽古をしないさい。」と言われていました。遊天会では、江上先生が制定された十六の型と棍(棒)の型を稽古します。

組手

 江上空手道では試合や自由組手(いわゆる乱取り)を一切行いません。しかし、武道という面を考え、「空手に先手なし」という教えの通り空手道は防御の術であり、相手の攻撃をいかに当てさせずにこちらの拳を当てるのかということが重要になってきます。

そのため、まず効く突きを磨く稽古を徹底的に行います。十分に効く突きが出せなければ突きを躱す稽古をしても意味がないと考えるからです。そして、効く突きが出せるようになったら、受け手と攻め手を決める約束組手にて、「この攻撃が来たらどうしますか?」という問いに対して、「こうします」と答える問答のような真剣なやり取りを「練り合い」として稽古します。

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